べつに壊れたわけではなかった
EIZOのFS2333-Aというモニターを使っていました。
もう4年ぐらいになる古株なのだけど、モノがモニターなのでもっと長く使うつもりでした。
ある日ふと、上部に黒い影が映りました。ゴマ粒の半分ほどの大きさです。
サポートに送付した写真があるのでアップロードしましょう。
ドットの発色が消えたわけではなく、なにか滲んでいるような感じ。
気にしなければ気にならないほどの問題でした。
しかしこの影が映った場所が中央付近というのが運がなく、何を見るにしても目についてしまう位置に現れてしまいました。
サポートに連絡してみた
そういえば保証が効くんじゃないかと思い要件を調べたところ、購入五年以内なら基本的に無償とのこと。
連絡することにしました。
すると、「とりあえず代替品を送るから、送った箱と中身を入れ替えて宅急便で送ってほしい」とのこと。
数日すると代替品として同じモニターが届きました。
代替品の箱はいわゆる「商品として売っている姿」の箱ではなく、修理センター専用のやけにデカくて、組み立て済みのモニターをそのまま入れられる特殊な箱でした。
売り物はモニタ本体と土台が別れていて組み立てたりバラしたりが必要なのですが、その手間が不要になっていました。
同じ箱に壊れたモニタを入れて、後日配送しました。
配送といっても、梱包した状態でお家で待っていたら、ヤマト運輸が来て持っていってくれました。私は伝票すら書いてません。
タダであたらしくなる
修理センターで詳しく見てもらった結果、「モニタの不具合」という回答が来ました。
個人的には具体的にどこがどうダメだったのか知りたいところですが、詳しく突っ込むのは野暮だと思い遠慮します。
対応とお値段については、「このモニタの在庫がもう無いから、ちょっと新しい同等品と交換です。タダで。」って書いてました。
なんと素敵な話でしょう。
修理の同意が…
サポートからのメールには、上記の修理見積もりで合意してくれ、という指示が書いてありました。
具体的には、
- メールに添付した見積書を印刷して
- 署名と捺印を行い
- メール返信 or FAXしろ
ということです。
……お見積り(タダ)には文句の付けようもございませんが、この処理フローは今どきどうなんでしょうかね。
あたらしくなったよ!
その後、故障品を送ったのと同じように、修理品を送るハコと新モニタが届きました。ちなみに新モニタは新品の、売り物の箱のやつがきました。
こうして私のモニタはFS2333-AからFS2434-Rへとグレードアップしたのでした。
あたらしいモニタはベゼルがすごい狭くなり、ちょっとだけパネルが大きくなり、USB3.0の端子が付き、D-Sub端子が消えました。
もちろん黒い影は出ませんし、ドット欠けも見当たりませんでした。
とても幸せで、EIZOのモニタを買って良かったです。
みなさんも「ちょっと壊れたかな?」と思ったら、軽い気持ちでサポートに問い合わせれば良いですよ。