飲食店の中にはクーポンを用意しているお店がある。
クーポンにも色々あって、券一枚見せればサービスががもらえるもの、ポイントを溜めてサービスがもらえるもの、アプリ限定のサービスがあるもの、などある。
私は色々なお店を巡ることが好きなので、クーポン券の期限を切らしてしまいがちだ。ポイントもたまらない。アプリもわざわざ入れるのがおっくうだ。
クーポンのサービスがラーメンのトッピング一つとか、お食事に対して精々5%や10%のお値打ちであれば、まあ構いはしないか、と思う。
しかしお店によってはクーポンを持っていれば20%や30%ぐらいの割引が入ることがあり、そういう店でクーポンを使わないのは純粋に損だと感じる。
クーポン適用後の価格が本来の価格で、適用前はウソの割高価格で売っているようなものだろうと思ってしまう。
そういう、割合の高いクーポンを出しているお店を見ると、クーポンを手に入れるのは面倒くさいけど損はしたくないと思い、結局足が離れてしまう。
お得感を演出して客を呼び込むためのクーポンなのに、自分はむしろクーポンを通じて損を感じてしまう。これは自分の心が狭いからなのかなあ、などと思った。